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「朝倉始末記」「信長公記」「明智軍記」にも登場する越前朝倉家の家臣・真柄十郎左衛門は、豪傑で知られ、越前打刃物の祖である刀匠「千代鶴国安」が作った大太刀「太郎太刀」を使用していたことで知られます。その長さはなんと3mにも及び、足利義昭が朝倉義景を頼り一乗谷を訪れた際も、御前にて大太刀を軽々と振り回したと伝えられています。浅井・朝倉連合軍と織田・徳川連合軍の戦い「姉川の合戦」にて親子で奮闘するも、1570年(元亀元年)6月28日に戦死。興徳寺には真柄十郎左衛門の墓があり、毎年6月に法要が執り行われています。