住宅地の中に佇む、かつての米蔵を改装したそば店。暖簾をくぐった先にある土間では、ガラス越しに作業場でのそば打ちを見学できる楽しみも。蔵の造りを生かした趣のある空間で、こだわりの一杯をいただけます。

繊細な香りとしっかりとしたコシを楽しめる「おろしそば」は、石臼で挽きたての越前市産そば粉を丁寧に打ち上げた九割そば。辛さを抑えたおろしと甘めのつゆがそばの味を引き立てます。おろしとネギは別添えで、テーブルの上に用意されたかつお節とともに好みの量を調整できるのも嬉しいポイント。「くらそば定食」には、並盛のおろしそばに、地元産米のおにぎり、優しい味わいの厚揚げ煮が付きます。

香ばしいそばの実がアクセントになった、なめらかな「蕎麦ぷりん」も人気の一品。ハンドドリップのコーヒーと一緒にどうぞ。そばをアテに、福井の地酒を楽しんでゆく人も多いそう。

約10年の修業を経て店を開き、毎日自家製粉し、そばを打っています。挽きたて、打ちたてにこだわり心を込めた一杯を、ぜひ味わいに来てください。

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